
One Asia,
One Ai KenA Japanese Bridge
for Healthcare Needs in Asia
今本 謙太郎ファウンダー、代表取締役社長兼CEO
社長メッセージ
これからも10年、20年、50年と長期にわたりクライアント様・カスタマー様の両方に喜んでいただけるよう、
アイケンファーマはチャレンジを続けて行きます。
皆様こんにちは。アイケンファーマの今本です。いかがおすごしでしょうか。アイケンファーマグループは一昨年から開始した大きな戦略転換がようやく軌道に乗り始め、2024年は戦略的主要領域の「がん・消化器外科」における大幅な成長を残すことができました。パートナー各社のみなさまには臨床・学術情報提供やセミナーなど多大なるご協力を頂きまして深く感謝をしております。また新たなパートナー様として、バイオマテリアル(体内吸収性組織補強材)分野におけるトップ企業のグンゼメディカルさんとラオス・カンボジアにおける独占販売代理店契約を締結し、両国ではまだ新しい外科治療方法を、共に先陣を切って紹介していくことになりました。
アイケンファーマラオスは2024年10月10日で丸8年を迎えました。ラオスは2022年からの外貨不足による通貨危機とそれに伴うインフレーションの影響により、いぜんとして経済の停滞が続いています。今後5年はこの経済状況が改善することは難しいと考え、それを前提とした戦略を進めています。2年前にジェネリック医薬品から撤退したのですが、当時のユニゾンがB.Grimmという企業に買収され、その新しいマネジメントチームからの強いご要望もあり、ラオスで再開することになりました。昨今のラオス経済と将来を見込んだ戦略判断です。抗がん剤のTS-ONE、アミノ酸製剤のリーバクト・アミユー、肝庇護剤のミノファーゲン、アミノ酸輸液のキドミンやアミパレンも順調に成長をしています。
また1月にはグンゼメディカルさんの発売記念イベント「第1回・ラオス・バイオマテリアルミーティング」を盛大に行い、ラオスの消化器外科医・形成外科医80名の参加、日本から著名な先生3名にオンラインでご講義頂きました。まだまだ新しい治療方法ですが、10年後に「これがラオスのスタンダード」とするために、アイケンファーマラオスはこれからも日々先生方に高度な情報を提供して参ります。
アイケンファーマカンボジアは2024年7月14日にまる6年を迎えました。カンボジア経済は順調に推移し、2024年はASEAN第2の成長率6%となりました。我々も経済成長以上の成長を目指し、カルメット病院・国立がんセンターを中心として日々活動をしています。卓越した臨床試験結果により、既に欧米ではスタンダードとなったロンサーフ(+ベバシズマブ)の治療方法がカンボジア国立がんセンターでも採用となり、広く患者さんに使用されることとなりました。また日本・タイのガイドラインに掲載されているアミノ酸製剤のリーバクトも、肝臓がん治療補助のスタンダードとして国立がんセンターで使用され始めました。カンボジアではフン・マニット新首相の保険政策により2030年までに80%の医療保険加入率を目指しています。カンボジアチームもティラワットGMの元一丸となって、より一層臨床研究に精通し、医師に高度な情報提供するとともに、我々の薬がより多くのカンボジアの患者さんの助けになればと願っています。
アイケンファーマ・アジアパシフィックホールディングスの戦略
2024年末、シンガポールに「アイケンファーマ・アジアパシフィックホールディングス」を設立。アジア本社としてラオス・カンボジアを子会社化しました。クライアントさんからの強いご要望の中、ASEAN他国への展開なども見据えつつこれからの戦略的展開を進めていきます。One Asia, One Ai Kenをスローガン、「アジアをつなぐ日本の架け橋」をビジョンとして、「ASEANには、アイケンファーマがあるじゃないか!」と常に思っていただけるような信頼のブランドプレゼンスときめ細やかなサービスを提供し、これからも10年、20年、50年と長期にわたりクライアント様・カスタマー様の両方に喜んでいただけるよう、アイケンファーマはチャレンジを続けて行きます。
2025年1月
アイケンファーマ・アジアパシフィックホールディングス
ファウンダー&代表取締役社長
今本謙太郎



- 略歴
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日系理化学専門商社にて、営業・企画に従事
ブリストルマイヤーズスクイブ コンバテック事業部にてブランドマネジャー、 ICU・救急・熱傷向け新製品を米英研修後日本国内立ち上げ。全国の3次救急・高度救命センター導入を担当。
品質管理責任者(QC)として米英工場と協力、新薬事法下のGMP書類を作成、認可取得2007年 DKSHジャパン(東京)にて欧州化粧品・消費財の輸入ビジネスデベロップメント担当 2008年 DKSHリージョナル(バンコク)・ビジネスディベロップメントディレクター(11カ国担当)
製薬・OTC・医療機器企業のアジア進出・拡大プロジェクトを30以上成功2011年 それまでの事業開発(アジア日系市場シェアNo1)によりDKSH社長賞受賞 2012年 富山製薬協会総会にて日本企業アジア進出への招へい講演。 2012年 M&Aチームに1年間出向(バンコクベース) 2013年 DKSHラオスヘルスケア事業部ゼネラルマネジャーとして、カントリーマネジメントに従事、
新規事業部を立ち上げ。3年で黒字化・前年比40%以上の成長・100名以上のプロフェッショナルチームを構築、マーケティングSFE、タブレット販売管理などを導入。ロッシュ、GSK、ファイザー、サノフィ、エーザイ、大塚製薬、ロート製薬など、20以上の各種メーカーのビジネスをマネジメント2016年 DKSHリージョナル・ビジネスディベロップメントシニアディレクター 消費財・ヘルスケア事業部担当 2016年 DKSHマネージメント・リージョナルオフィス退職
ラオスの首都ビエンチャンにアイケンファーマラオスを設立2017年 カンボジアの首都プノンペンにアイケンファーマカンボジアを設立 2024年 シンガポールにアイケンファーマ・アジアパシフィックホールディングスを設立。本社・ホールディングス会社として、アイケンファーマラオスとアイケンファーマカンボジアを子会社化
- 学位(Degree)
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- Master of Business Administration(修士・ビジネス)
- Diploma of Public Health –WHO(WHOディプロマ・公衆衛生学)
- Bachelor of Sociology(学士・社会学)
- 社名の由来
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Ai Ken Pharmaの“Ai ”は、ラオス語で「兄さん」、日本語では「愛」です。加えて代表今本のイニシャルの i と、3つの意味が込められています。
ロゴマークのiの赤は日の丸、かけ橋の青は日本から出ていく高品質の技術を、ピンクは情熱と優しさでサポートするという意味です。
